5/12/2016

ニナリッチのボストンバッグ

すっかりご無沙汰のgigi Blogでございましたが…
みなさまはいかがお過ごしでしたか。
今回は体調の良い時に熱い語りを書き貯めたので、久々の石井節をご堪能下さいね。
そこでこの春夏シーズンでも私イシイが特に熱くなったアイテムをご紹介したいと思います。

経済不況の象徴でファッション界も変わりファストファッションが大手を振って
いる寂しい世の中ですが、デザイナーやバイヤーが一生懸命命をかけて見いだす素晴らしい作品はやはり、着たり、持ったり、履いたりした時の自分の自信やテンション、プライドが全然違います。
今だにルイヴィトン展に長蛇の列を成すのはまだまだ日本人がその気持ちを忘れてないんだ、日本人はやっぱりブランド好きなんだと、嬉しくなります。
そんないざ!買おうとおもわせ出来ないくれるものを、探し求めてコレットの店頭に並べるのが私の天職と信じて!
今シーズンのオススメをご紹介して行きます。
ご来店出来ないお客様にも、心がざわざわと騒ぐご説明になれば幸いです。

先シーズンのメインコレクションで発売された、ニナリッチのボストンバッグ。
デザイナーがカルヴェンのギョーム・アンリに変わって発売された形。
その美しいまでにエレガントなフォルム、ニナリッチにしか成せないデザインのボストンに、今シーズンはオリジナルの生地、英国な香り漂い、まるで不思議の国のアリスみたいなバラ柄プリント生地がボディに施されて…

もちろん買う側としては、直ぐに飽きてしまうのではないかと、躊躇することは勿論のコアなデザインだから、余程のファッショニスタかブロガー、またはセレブでなければ手は出さないだろう感がたまらなくコレット的で、私の超オススメです。

私の考えも嘗ては長く愛せるシンプルなものを、と考えていましたが、その時代も終わりを告げ、昨今の物作りの完成度の高さからも、最近は色のパンチが強い物、柄もの、直ぐに飽きてしまいそうなコアなデザインのもの、安心して購入できるクオリティーになりましたし、買う側のセンスもインスタグラムなどのSNSの普及により、大胆で目立ち、人と違うもの、フォトジェニックなデザインを求め始めました。

そして、何より人に賞賛されるものに
自分のテンションは上がりますから、
特に見たこともないものはおしゃれな方には褒められて大満足をくれます。

以前、あるブランドでとても気に入りビニールのボストンバッグを2色も買いしました。
冬にコートで持ちたいなんて考えてましたが、冬になるとビニールはカチカチに硬く変形してしまったんです。
その時からこんなボストンバッグを探してました。
高級感がありながら遊び心満載!
英国ガール風でありながらハイブランドが放つ高級感。

あ〜〜、やっぱりお買い物はいいな。
自分の生きるげんどだし、なんたって
テンションが上がります。
最近はこんな話をよく松浦としてます。

と、話は尽きないのですが、この花柄ボストンバッグのレアな部分をしっかり知って頂きたくて、久々に長〜く語らせて頂きました。