5/14/2015

何にも入らない贅沢

昨年の10月のParis、ニナリッチの本社ショールームにてきゅ〜〜んとしてしまったこの何にも入らないのに、妙に心惹かれたミニボストン。

中を開くとクレジットカードが一枚だけ入るポケットが付いていた。
それも綺麗なカーブを描くクレジットカードケースが。

私ならカードを一枚だけと、3つのキャンディー、それとシャネルの口紅とレースの綺麗なお気に入りのハンカチーフ。
そして帰りのタクシー代。
千円札と一万円札を小さく折り畳んでミニボストンの底に忍ばせ、手には携帯を持って出掛ける。

オシャレは100%が自己満足。
それでも誰かがこのミニボストンの
贅沢に気づいてくれて、
このオシャレ自己満を褒めてくれたら、テンションはMAXに‼︎
それもかなりオシャレな人から褒められたりしたら、有頂天だ。

日本経済が低迷して、女性のファッションも世知辛く、高い物を大手を振って持ち歩く時勢ではないけれど、こんなミニボストンが十何万するなんて、誰も気づかないはず。
だからこそ、密かに毎日をテンション上げて過ごすには、こんなかわいいBabyボストンと贅沢を味わってみるのも悪くない。

どんな戦火の元でも、女性はオシャレを楽しんで来た!
モンペの太さにもオシャレな幅があったのよ!と以前に亡くなった叔母から聞かされた。

私なら戦火の元でも、きっとオシャレを楽しんしまうだろうな。
だって女性がオシャレを楽しまなくなったら、世の中が暗くなってしまう。
いつの世も、女は着飾りたいものだ。
原始時代にオシャレを楽しむことを
考案してくれた女性に乾杯!
あなた達のお陰で、私は今も毎日ハッピーですから、と伝えたい。

男性から見て信じられないことが、女子なんです…

あなただけの密かな、何も入らない贅沢はいかがですか…